さくっともうそう
一年以上前からもやもやしてたぱられる^^;;
ほかに考えることないのか自分 f(=v=;;
あにさま期待してた極少の一部の方には申し訳ございません>< たぶん月L
月君は刑事で部下がまつだ。
最近妙な事件が月君の優秀な頭脳をなやませているのです。
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数ヶ月前からそれは立て続けに起きていた。
若い女性ばかりをねらっての手口。すべて体から血が抜き取られて放置されている。
月の頭に浮かぶ疑惑は科学的な根拠など全くない結論に結び付き、思わず顔がしかめられた。
「うわーこれってまるで吸血鬼だ」
まつだの能天気な声がますます月の神経を逆なでる。
「まず物的証拠を集めましょう」
ため息交じりにつぶやくとデスクに散らばった資料をまとめ、現場に向かう準備をした。
後ろでまつだがもたもたとカバンの中身をさぐっている。
置いて行ったって知るものか。
自分のペースを崩されるのは嫌いだ。
月は後方で情けない声を上げるまつだなどお構いなしにさっさと踵をかえした。
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<補足説明>
んで、捜査の甲斐なくまた犠牲者がでてしまうんですねー
年齢も人種もまちまちだけど若い娘だけが狙われてるんです。
月君とまつだは明け方近くに現場へ向かっています。
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また間に合わなかった。
月は己の不甲斐なさに唇を噛んだ。
落ち葉が降り積もった森林の奥、眠るように横たわった女性の手足は人形のように白く強張っていた。
夜明け前の薄暗い光に照らされた肌は青白く、生命活動をすでに停止している事を物語っている。
着衣の乱れはさほどない。
ただ、首元がかきむしられ、抉れた肉がのぞいている。
後ろで松田がハンカチを口元にあてえずいていた。
全く緊張感の続かない部下にあきれ果て、流石の月も何か一言言わないと駄目だ、と鋭く振りかえった時。
松田のやや後方にある茂みから青白い裸体の足がはみ出しているのが目に入った。
「!? もう一人いたのか」
あわてて駆け寄り、抱き起こす。
全裸で横たわっていたのは、女性ではなく、成人した男性だった。
やせ細り、肋骨が無残に浮き出ている。目の下にはひどい隈だ。
ずっと閉じ込められ、ひどい目にあわされていたような、そんな印象を受けた。
(まだ温かい・・・・心臓は??駄目だ停止している)
駄目か。
月はいたたまれず目を瞑った。
そのときだった。腕の中の人物が身じろぎ、うめき声をあげた。
「!?」
驚いて男を見ると、うっすらと瞼が開き漆黒の瞳がこちらをとらえた。
目があった瞬間男が怯え出し暴れたので落ち着けるために思わず抱きしめた。
「松田さん!毛布をとってきてください!!」
へっぴり腰になりながら松田は言われたとおりに車の方へ走り出した。
「落ち着きなさい、大丈夫だから」
腕の中の男は狂ったように暴れた。
光が、光が、とうわごとのようにつぶやき、眩しいと訴えた。
やはり暗室に閉じ込められていたところを無理やり連れ出されたのだろうか。
目がよく見えていないようだ。
「もう大丈夫・・・」
自分でも驚くくらい優しい声だった。同じくらいの体格の、しかも男に向けるようなものではない。
それでも不思議な事に。
なぜか彼を守りたいと思ってしまった。
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<補足>
月君が拾ってきたのはりゆざきさんです☆
何らかの事件の真相を知ってると思って月君自宅で保護します。
多分追記します。まともにやるとえらく長いことになりそうなので飛ばし飛ばし補足いれて説明的にやっていこうと思います。
んでは今日はここまで。